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歯周病セルフチェック
- 歯ぐきがピンクではなく、赤い色をしている
- 歯ぐきが腫れている
- 歯を磨くと出血する
- 口の中がねばねばしている
- 歯が浮く感じがする
- 歯が長くなった気がする
- 口臭がある
- 硬いものが噛みにくくなった
- 歯ぐきを押すと膿がでることがある
- 歯がグラグラする
#anc02
歯周病の基本治療
治療方法では歯周病の原因になるプラークを排除して歯周組織の炎症をある程度まで改善します。
また、その後の歯周治療の効果高め、成功に導くための基本的な原因除去を行います。
プラークコントロール・スケーリング・ルートプレーニング・咬合調整・抜歯などの治療方法があります。

プラークコントロール
歯垢の除去をプラークコントロールといい、通常は歯ブラシや歯間ブラシ、フロスなどを使って機械的清掃を行います。補助的に、うがい薬のような消毒剤をつかって化学的清掃を行います。
スケーリング
スケーリングは歯肉より上の見えているところの歯石を器械で取除くことです。歯石はプラークが石灰化したもので、表面はざらざらでプラークが付着しやすい構造です。スケーリングによりプラークコントロールがしやすくなります。


ルートプレーニング
ルートプレーニングは歯肉によりかくれている歯根の表面の歯石や細菌が入り込んだセメント質をとりのぞき、<歯根の表面をつるつるにすることです。これをすることで、歯肉の炎症をとりのぞき歯根表面へ歯肉をくっつけることができます。
咬合調整
歯周病の進行に伴い歯は動いてきますが、動いている歯で噛むとさらに負担が増すため、その負担を軽くするために歯を削るなどして咬み合わせの調整を行います。それでもグラグラして噛みづらい場合は歯科用の透明な接着剤を使います。歯が動きにくくなるため、一見よくなったように見えますが、そのままケアしないでおくとかえって歯周病が進行してしまう場合があるので、定期的な観察が必要です。

